ご自身が加入している保険が分からない理由について、よくあるパターンをまとめてみました。「なぜ分からないのか」その原因を知り、今後の保険見直しに役立てましょう。

お客様からの保険相談の中で、「そもそも保険というものがよく分からない」というお話をよく耳にします。保険というのは、商品でありながら目に見えないものなので、イメージが掴みづらいかもしれません。仕組みを理解しておく必要性は感じているものの、多くの人はその内容についてあまり把握できていないのが現状です。毎月支払っていながら実際には何の役に立つのかと、損得に疑問を感じている人は決して少なくありません。

加入するキッカケは様々ですが、「商売上の大事な取引先が保険会社だった」「保険の営業をしている親兄弟や親戚にすすめられた」「友人や知人からの紹介で」というパターンが非常に多いような気がします。内容を深く理解せずに、その保険料を払えるか払えないかで安易な判断をする人があまりにも多くいらっしゃいます。知り合いの紹介や会社関連の経路で加入するのは、後々トラブルを招くリスクも高くなるでしょう。家計から捻出される大切な費用ですから、それが本当に必要なのかどうかをご自身で判断することを忘れてはいけません。

複数の保険に加入している場合、「多すぎて何が何だか分からない」と混乱することも多いでしょう。確かに保険というのは保障を買うものですが、入れば入るだけ良いというわけではありません。本当に必要なものとそうでないものは人によって変わってきますし、二重契約で結果的に無駄が生じることもあります。最も優先すべきはどの保険なのかをきちんと見極め、優先順位を決めておく姿勢が大切です。