家計相談 住宅ローン編 Vol.1
2011-07-27
おはようございます 家計のお悩み何でも相談CREVAの古本です ;-) 今回から数回にわたり、皆さまの家計においておそらく最大の支出である「住宅ローン」の話題を取り上げていきたいと思います :-) ご興味ある方は「必見」です!!
今回は「繰り上げ返済のメリット・デメリット」についてお話ししたいと思います
そもそもこれだけ超低金利の時代が続いてしまうと預貯金よりも住宅ローンを繰り上げ返済して借入金の利息を減らした方が得だと考えてしまうのですが、果たしてそのメリットとデメリットとは何か?
まずは繰り上げ返済の方法が2つあることを知りましょう
繰り上げ返済とは、月々の返済とは別に元金の一部を前倒しで返済することで元本にかかる利息を減らすことです。
その返済方法には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類があります。
期間短縮型…返済期間を縮小する方法で毎月の返済額の増減なし。
返済額軽減型…毎月の返済額が少なくなる。返済期間に変化なし。
どちらが利息を減らす効果が大きいか? もちろん期間短縮型です。縮小された期間の利息がまるごと無くなりますからね♪ この利息軽減効果こそ最大のメリットです!!
それでは利息軽減効果大の「期間短縮型」で決定!! と単純に決めてはいけません :-? もし今の住宅ローンが全期間固定型タイプならば、今後毎月の返済額が増えることはありません。一方で教育資金は増えていくはず、そういった場合は 今後の家計の圧迫予測に応じて「返済額軽減型」を選択するのもありかもしれませんよ~
重要なのは、繰り上げ返済した金額は、返してもらえないということです。少しお金に余裕がでたからと繰り上げ返済にまわしても、将来教育資金が不足して再度借り入れを起こしては本末転倒ですからね
もし本当に余裕資金が生じた場合は、「住宅ローン繰り上げ返済」は非常に有効的ですが、その程度と返済方法は慎重に考えたいですね。 さらに住宅ローンには「団信」が適用されているはずです。つまり債務者が死亡したら、住宅ローン「チャラ」ということも考えられます。繰り上げ返済した後に大黒柱が死亡…なんてことになったら、それはデメリットとも呼べるでしょう。
結局、利息を減らす効果が重要ならば 繰り上げ返済をお勧めしますが、それには多少のデメリットもあるということを念頭においておかねばなりませんね♪ 次回は、最近よくポスティングされている「住宅ローン借り換え」についてお話したいと思います。
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